MTBのサスペンションについて

サスペンションについて

近年、MTBのサスペンションは劇的に進化し機構的にはモータサイクルと同等のものまでマーケットに出回っています。
特に下り斜面の走行においてサスペンションの役割は大きくセッティングの善し悪しがタイムや快適性、安全性に及ぼす影響は多大といえます。
しかしMTBの場合、いくら高価な高性能サスペンションであってもストック状態で良いフィーリングを味わえることは滅多にありません。

【なぜでしょう】

理由はMTBの重さにあります。MTBは軽すぎるがためセッティングがシビアなのです。
自動車を想像してみてください。1名乗車の時も2名乗車のときも乗り心地はあまり変わりませんよね、、なぜなら自動車本体が重いからです。
1500kg(自動車)+60kg(1名)=1560kgと1500kg(自動車)+120kg(2名)=1620kgでは、総重量の比は、100−(1560/1620×100)で3.7%です。
これが5名乗車になりますと乗り心地に差が感じられると思います。先ほどの式で計算すると総重量の比は約13%となります。
これをMTBに当てはめてみますと15kgのMTBにそれぞれ50kgの人と60kgの人が乗車したときの比となります。
MTBの場合、たった10kgの体重の差が自動車の1名乗車と5名乗車の差ほどにもなるわけです。
他の例ではMTBで体重の15kg違いはモーターサイクル(400cc)で1人乗りと2人乗り程度の差となります。びっくりですね(^^;
これでMTBのサスペンションがなぜ買ってきたままの状態でフィットしないのかご理解いただけたのではないでしょうか?


【どうすれば良いか】

メーカーが一人一人の体重に合わせて製造することは不可能ですし、十分な知識の無いエンドユーザーが独自で行うことも危険です。
先ほどの例でいきますと60kgで設計されたサスペンションに80kgの人が乗るということは5名定員の乗用車に10人乗せて走るのと同様のことなのです。
いつサスペンションが壊れても不思議でありませんよね(^^;
私としてはこの問題を解消するのはショップの仕事であると考えます。
しかし、現実はなかなか難しい状態です。なぜなら、的確なセッティングを行うために必要なスペックがショップに十分に公表されていないからです。またセッティングパーツも充実しているとはいえません。
そのため、これらのセッティング作業は「お客様責任の上、各自でやってください」としているショップが少なくないのが現実です。


【PRIDE ONEでは】

上記、問題を解決するために各バイクのサスペンションを採寸しコンピュータ演算によりセッティング基礎データを得ています。
これにより、セッティング、チューニングにかかる時間は大幅に短縮されバイクがお客様の手に渡る時は安全にほぼ満足していただける状態にすることが可能となります。
さらに良いフィーリングを求めてリセッティングを施す場合も元の状態からどのように変わるのかをグラフ等で視覚的に判断してから実行に移すことができますので無駄な時間やお金を使うことを減らせます。
PRIDE ONEではお客様一人一人にあわせたセッティングをショップの責任として取り組んで行きたいと考えてます。

MTBサスペンション特性データ

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