2007-02-26

marzocchi XC700SL

今年のmarzocchiのラインナップ中、「AGGRESSIVE XC」に分類される
XC700SLをHさんのSPECIALIZED S-WORKS STUMPJUMPERに装着しました!
このフォーク、今年の一部モデルで採用されたトラベル可変機構「ATA」
を搭載し、90mm~130mmに可変し、さらに好評の「TST5」による5段階の
コンプレッションダンピング調整であらゆるシチューエーションに
合わせたベストセッティングを可能にしています。
32mmのインナーチューブ採用による剛性アップをしながら、新設計の
アウターケース等によって実測で1670gとmarzocchiにしては(笑)
驚きの重量を実現しています。剛性と軽量さの両立、marzocchiの出した
答えがこのフォークによって体言されているといってもいいのでは?


左側のノブが「ATA」です。引き起こして回します。で、エアを
入れる時はこのノブごと蓋をポンッと外します。ボトム側に
プログレッシブ調整をするためのバルブがあります。
右が「TST5」のダイアル。ただし、どの位置になのか分かりにくい
のが難点でしょうか。XC500のものだとトップ側にプログレッシブエア
調整のバルブキャップがあるので目印になるんですが…


32mm径インナーのニッケルコーティングがかなり効いてるみたいで
動きはものすごくスムーズ。スコッていうよりもスーッて感じ?
自分のAZUREについているMX PRO SLと比較してもワンランク上の動き
ですし、130mmMAXにした状態でもしっかりとした剛性が感じられます。


HさんのSTUMPJUMPERに装着したところです。
不思議なことに元々ついていたR7 SUPERよりもハンドリングが軽快に
なり、走り出した途端笑いが止まらなくなりました!楽しい~
130mmだと前後ストロークは合うんですが、このフレームの場合は
110~120mmぐらいがトレイルで走るにはよさげです。ミニマムの90mm
だとだいぶ前下がりになりますが、登りメインだとばっちりでしょう!
こいつは自分用としても抑えておきたい1本になりました(笑)
お値段は102,900円です。値段分の恩恵はくれるフォークだと思います。

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