KBT’S INTENSE M9 FRO
今週入って急に春っぽくなってきました。今週はアップできないネタばっかだったんで
KBTさんのM9を。サイズは発注時にいろいろ迷ったんですが例え待たされてもM(笑)
意外に早く届いたけど。先週にはほぼできてたんですけどハンドルのRENTHALと
シートポストのEASTONがなかなか入ってこなかったもんで。FOX40との相性もよく
組みあがった状態で乗ってもかなりの好印象。951よりもリア周りの剛性が高いのが
分かります。またヘッドアングルとリアエンドのG3の調整を同時にすることで乗り手の
好みの方向に仕上げられるなんともレーシーなバイクです。ちょっと変更してもいいか
悪いかの判断がしやすい。
ヘッドアングルはcanecreekのアングルセットによってスタンダードの64°から+0.5°、
+1.0°に変更可能なんですが現状は64°に。65°のヒラヒラした軽快なハンドリングも
捨てがたいんですが、ベタっと寝かしやすく安定感のある64°でとりあえず。
ステムはEASTONのHAVOCのBolt-onで、45・50・55mmと変更可能。現状は
45mm。ハンドルは今週届いたばかりのRENTHALのFatbarの10mmライズ。
ストックの780mmからカットして760mmに。最初はKBTさんもこんなフラットバーみたい
なのダイジョブかね~みたいな顔してたのが乗ってたみたら「アリ」連発でした(笑)。
ちにみにただいま店頭で10mmライズと20mmライズを在庫しています。
このM9のセッティングの幅の広さを語る上での一つ、リアユニットの前マウントの固定
位置3箇所の変更で上からアンチプログレッシブ、ノーマル、プログレッシブと。
後マウントは固定位置3箇所の変更で上から8.5インチ、9.0インチ、9.5インチと。
スプリングはストックの400→350lbs/inに変更、現状は8.5インチストローク。
半分意地になってe.13のLG-1+を装着。アッパーガイドとフレームとのクリアランスが
全く無いんで多少の加工が必要です。e.13はINTENSEとの相性が悪い(笑)
チェーンリングも同社の38Tを。ペダルはPD-M985です。
ローターはXTRのSM-RT98に。そのためにハブも前後SAINTに。このローターを
DHで使ってどうなのか、それを試したいっていう私のわがままです。
エンドのG3のポジションはヘッドアングル64°に合わせ、一番前のリアセンターショート
でかつBB高めの位置に。ヘッドアングル65°だと一番後ろのリアセンターロングで
BB低めの位置がいいようです。ってことは64.5°だとG3のポジションは真ん中ですね。
ヘッドアングルやBB位置の変更によって同時にハンドルの位置も変えたほうがよろしい
かと。特に64°だとハンドリングが65°に比べ気持ち重くなりますし、フォークの動きも
若干渋くなります。ただこのあたりもRETHALの10mmライズのFatbarによって改善
できました。あとは走ってなんぼです。
コメント3件
RE:
こんにちは、BCGさん。
このM9では仮組みでアッパーガイドがスイングアームに
接触していたので、単純に削ってます。念のためスプリング
を外して作動確認してます。
クリアランスは1mm前後です。951よりもリアバックの剛性
が上がっているのでいけるかなと。
951だとLG1+はつきませんね。LG1をつける場合、もし
アッパーガイドとスイングアームが接触するのでしたら
フレームのISCGマウントを利用するのではなく、
フレームとBBの間に同梱されてる後付けのISCGマウント
を挟んでクランクごと外にオフセットさせれば可能かと。
2.5mmのオフセットで接触が回避できるのでしたら
クランクにシマノをお使いでしたら左BB椀用の2.5mm
スペーサーを右側に持っていくことでいけます。
Unknown
M店長様
丁寧なご回答ありがとうございます。
後付けISCGマウントを挟んでのオフセットを行ってみようかと思います。
現状、紙1枚入らないほどの隙間しかないのですが、走行すればスイングアームはよれるので、引っかかったりそれが原因となる転倒が懸念されたもので。
ありがとうございます!
Unknown
951でもe13 LG1のアッパーガイドとスイングアームのクリアランスがほぼゼロなのですが、どんな加工をしていらっしゃるのでしょうか?