2008-05-28

EタイプのFDの取付


普通はトップスイングのFDを使いますし、ダウンスイングのFDを使うのはBB付近にボリュームのあるカーボンフレームや取付位置にメインピボットがあるフルサスフレームの場合がほとんどです。Eタイプも同様でダウンスイングの条件に近いのですが、フレーム側にベースプレートを固定するためのボルト受けがないと装着できません。EタイプのFDはそのベースプレートの分トップスイングのものと比較して多少重くなりますが、チェーンがインナーギアより内側に外れにくいというメリットがあります。というわけで、T様からお子様のMTBがレース中に前側の変速をした際しょっちゅうチェーンが外れるのでなんとかして欲しいというご依頼を受けましたので、EタイプのFDを使ってなんとかしてみました。外れる原因というのもひょっとしたら変速するタイミングだったり、切り替わりの時のペダルへの踏み込み具合だったりもします。FD交換前の状態で調整不良や取付位置がおかしいということではなかったので、乗り手側のそういった条件も考えられます。乗り手がお子さんなんでなにも考えずに乗れるようにしてみました。ちなみにEタイプのベースプレート固定用のバンド(34.9mm用525円)を使用してます。

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