Hさん送別ライド(3/16)
昨日は仕事で転勤になるHさんの送別ライドは雪も溶けたであろうNBSに決定。
まあ個人的には自分が知ってるトレイルでMETA29が一番合ってそうなのがNBS
ってのもあるし、あの下りは好きな人多いからね!今回の参加者は私、Hさん、toki
さん、KBTさん、TKMさん、UEMさん、D.F.さんの7名でした。朝7時に現地集合です。
今回は別のお客さんから聞いてた押し担ぎのない乗りっぱなしアプローチルートから
行くことにしました。そのかわり上まで車でピックアップしちゃいました。へたれっすね。
パーキングから少し下に折り返し、例の乗ったままルートへ。入り口で迷ったんです
が勘で行く方を決めメンバーの先頭をきって登る。ジープ道のWトラに近い道とはいえ
ちょい荒れてるのと割りと傾斜が徐々に急になるんで今回の仕様の30X40Tが
無かったらマジやばかった。路面も雪解けと朝霜の影響でモコモコと柔らかく、足が
とられるというかタイヤがとられる。
途中分岐が2箇所ほどあったのでHさんのGPSで山頂方向を確認しつつルート決め。
あとは店長責任の判断?まあ、元気なtokiさんが率先してルートの下見をしてくれた
のでその情報を加味しつつ。途中でフルサス29に興味のあるD.F.さんのTransAM
29とお互いのバイクを交換してインプレ。正直登りの場合、自分はハードテールの
方が好きみたい。フルサスの26と比較してもフルサス29はトラクションが過剰にかか
りすぎて(XC用のフルサス29だと違うかもしれませんが)漕ぎが重い。軽いとはいえ
ないなぁ。が、D.F.さんとかは30X40Tをくるくる回して「軽い」を連発してました。
まあ、ギア比は軽いが後で足に来る重さがあるんだよ、と心で思うことにする(笑)。
体重とかは私と近いD.F.さんなんであながち「軽い」と感じるのは嘘でもない。ストック
のSLXのWギア仕様ならインナーがあるんでもっと軽いギア比でくるくる回してゆくっり
進めるはず。反対に体重のもっと軽いtokiさんだと後ろのサスが全く動かないもん
だから、それはそれで「意外に軽いじゃん」って話になります(笑)。フルサス29なもんで
フルサス26の登りのメリット、タイヤがスリップしてもすぐにグリップが回復して踏んで
いけることがもっと極端に感じられます。ヌタヌタの路面でズルっでグっの繰り返し。
ペダルがあらゆる状況で踏めるもんで変な意味で休めず体力ゲージの少ないおっさん
にはきつい(爆)他のメンバーが押してるとこでも乗っていけてる。すごいね、コレは。
ただできたら元々のヘッド位置が高いフルサス29のオールマウンテンだけにフロント
フォークはTALASのようなトラベル可変フォークの方がいいかなと。
山頂付近に行く押しルートを発見して本日初押し。山道に出てみると山頂手前0.6km
で意外に手前だったorz。まあ合ってるかどうかは微妙ですが方向的に間違っては
いないんで。で、無事山頂到着。
ハイカーさんが4・5人いらしたんで早々に退散。下り始めます。
レオナルドの40T使えますね。変速も問題ないレベル。むしろあれが無かったら今回
の登りはやばかったかも。シマノのSAINT、ZEE以外のRD-M986-GSでも問題なく
使えたのでコレ以降販売されたスタビライザー付きのRDだったらレオナルドの40T
に対応できそうです。XX1の30Tもチェーンデバイスなしで外れ知らずでした。
Alt北澤さんが4月に販売予定のwolftoothcomponentsの104pcdの30Tの
XX1と同じ歯先のチェーンリングにSAINTのバッシュガードの組み合わせをやって
みたいです。 ちなみにレオナルドの34-40Tアダプアターの在庫1セットあります
ので、フロントシングラーでもっと軽いギアが欲しいという方ぜひお試し下さい!
で、下り始めるわけですがMETA29のレジンパッド仕様のディスクブレーキを普段
使ってるSAINT+XT仕様と同じような感覚でいくとやばいと思い、メンバーで下り最速
のUEM君先行であとをついて行くことに。その後ろからTransA29のD.F.さん。まあ、
若いの二人に挟まれて走ったわけですが、気にしてたブレーキもトレイルレベルの
スピードだとなんとかまあ使えそうな感じだったもんで、だんだんその気に(爆)
ようはMETA29は
「登れるFR、もといDHバイクじゃん」
話がごっちゃになってアレなんですが、26のハードテールのSHANで気を使って
ラインを選んで走ってたのがまるで嘘のようにMETA29の場合は最速ラインを
トレースできます。おおげさにいうと富士見でDHバイクのSUPREMEに乗った感覚に
近かった。縦方向のギャップ、ドロップもなんのその。調子に乗るわ、コレ。
で、いつのまにか先頭走ってました。 全く後ろを気にせず自分の世界に入ってましたね。
下りにおける安全マージンの高さはほんとすごかった。リアタイヤがすべっても
すぐグリップが回復するんで、タイヤが滑った時のひゃっとする感覚が全くない。
しかも連続したギャップを越えても減速感が少なく、むしろさらに加速するっていう。
リアサスに関してはストックの状態ではCTDで調整しようともエアスプリング特性に
全く腰が感じられなかったのでコレをインストールしました。容量の一番大きなものを
入れて自分の好みに近い感じにしました。
このバイクの方向性的には流行のエンデューロにフォーカスしているんじゃないかと
思います。長距離の下りでシビアなバイクコントロールが要求されず、むしろバイク
まかせに走って神経使わない、おかげで楽、狙いはそこらへんじゃないかと。
なもんであくまでバイクコントロールを楽しみたい人にはおすすめしません。
ハンドリングに26ようなキレはないし、ちょっとダルです。なんだけどバイクが勝手に
路面のギャップを処理してどんどん前に進みます。ちょっとコツが分かったらコイツで
天下取れる気に一瞬なれます(笑)。登りは速くというよりもほどほどに、自分の
体力と相談しながら。インナーにしてペダルを回してさえいれば押さずに山頂到着
みたいな。
バイクコントロールスキルに自信がない、けど下りを楽しみたい人におすすめです。
あとはサイズSで身長170cmの自分にジャストなんで多少はたっぱがあったほうが
いいかもしれません。
下ってる途中で始まった撮影会にて(写真提供:Hさん)
なぜか笑顔な私
UEM君、このバイクでMETA29の下りについてくるって、、
あんたがやっぱり一番えらい(笑)
KBTさん
TKMさん
今日の主賓のHさんのSHAN。 この日が納車後初のお山でのシェイクダウンとのこと
でしたが感触はかなりよかったそうです!
〆のシングルの入り口を乗りっぱなしでいけるのいけない全員でトライ。まあ、もちろん
META29に乗った私は一発クリア。他のメンバーもライン考えてトライして、tokiさんや
KBTさんが大外周りの26専用ラインでクリア?29じゃないからいいんです(爆)
そこでお客さんのbakiさんと 偶然遭遇。午後にSSJ3のボランティア会議の前に一人
で走りに来たそうで。その後は全員でトレイン組んでシングルを楽しむ。いいねぇ、ココ。
で、調子に乗ってMETA29の限界?探りながら走ってたら限界以前にフロントから
滑って1回転。29とはいえサイズ2.1なんであまりサイドグリップに期待しちゃいけませ
んってことで。反省。おかげで今日は右肩にちょっと違和感ありです。
最後にもうひとつイベントが。。帰りの舗装路の下りでけっこうスピードがでるところで
10mぐらい前を走っていたKBTさんがいきなりの転倒。顔面から血がダー。びっくり。
幸い顔の裂傷以外は大きな怪我もなく、、フォークについてた草?が気になって取ろう
したらフロントブレーキレバーを引っ掛けてしまい、ポンっと。MTBが1回転して宙を
舞ってたし、最近うちの走行会最後にいつもなんかあるある。お大事に、KBTさん。
そして4月から新天地へ旅立つHさん、がんばって下さい。富士見で会いましょう!
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