2017-01-05

新年の営業始めてます!

昨日から営業開始しました。新年の挨拶は昨年身内に不幸があったため控えさせて
いただきますが、今年もよろしくお願いします。
お正月にPP SHAN GTのインプレを書くと年末言っておいて、すいません。実家に
ネット環境が無かったので、、言い訳です。

SHAN GTですが、ジオメトリーからするとトップがOKAと同じになってリアセン
ターはそのままの427mm、ただしBBドロップが増えてけっこう下がってます。
ということは29erベースの27.5+コンパチフレームです。
STANTONのSLACKLINEやDMRのTRAILSTARのように27.5ベースの27.5+
コンパチだと、27.5+の時にはBB位置が上がり案外ハンドリングにも軽快感も
出ていい塩梅です。まあ、どのフレームをとってもフォークのストロークとシート
アングルのバランスに悩まされます。

SHAN GTの場合は29er用の160mmのフォークの装着でシートアングルが
SHAN27と同じになるんですが、自分用で組んだGTは36FLOAT160 27.5を
装着しました。肩下555mmで、29er用フォークの肩下に一番近いストロークは
140mm相当になります。実際PPのHPで公開されているその29er用フォーク
140mmの肩下551mmだとシートアングルもそれなりだし、これでええんじゃない
かと思って組み上がったGTのBBハイト測ってみたら300mmきってます。
これはかなり低い方です。 そうなるとヘッド位置が高いGTでポジション出すには
ハンドルはRACEFACEのNEXT35の10mmライズにして、ステムはスペーサー
無しのベタ下げです。ステム長は50mmも試したんですが、トップがちょい伸びた
のとBBドロップが多めなもんで思ってたよりもリアエンドが遠く感じたので
35mmに。ハンドル位置はこれで決定、サドルの高さはいつも通りのBB~サドル
トップが69cmに。で、通勤の往復でだいたい登り用のサドルの前後位置を決定。
SHAN27の時はサドルはだいぶ後退した位置だったのがGTではレールセンターに。
さっさと乗りたかったのでドロッパーはフレームがスティルス対応にもかかわらず
SHAN27で使ってたTHOMSONのエクスターナルドロッパーを。ただし、使用
3年目に至って15mmほど下がるようになり、その分サドルをベタ下げにした時の
位置が上がることに。これが山の下りで思ったように曲げられない原因に。 

ちなみにSHAN GT、すこぶる登ります。平地もよく進む。XCバイクみたい。
リア周りがけっこう硬めなんでそのおかげもあるんですが、案外軽めのギアで回す
のも苦にならずシェイクダウンのお山のアプローチの舗装路も体力続く限り踏め
ちゃって正直ビックリ。27.5X2.8”でこんなんなら29er仕様だとすごいことに
なっちゃうんじゃない?なんて妄想も膨らみます。いつもより1.5倍?ぐらいは
速いんじゃないの俺。そこに新車卸したことによるフラシーボ効果(笑)みたい
な突っ込みもいただいたりしたんですが、ペダリングがSHAN27と比較しても
軽快なのは事実なんでヨシとします。

で、下りです。もう直線番長! しかも羽が生えたみたいに軽い。これでいいんか?
っていう。しかも27.5+の恩恵による安定感。が、曲がらん。全然。なんか左右
の切り替えしからフラットターンまで自分の思い通りにならない。
で、まずは36のセッティングの変更。エア圧を70psiから65psiに下げてリバウンド
を全開放から3クリック締めました。あとやることはドロッパーがベタ下げにしても
邪魔に感じたんでさらに下げること。ドロッパーのアウターの下げ幅があと4cmほど
あったんでサクっと。サドルが邪魔で腰を下げて引くってことが脳内イメージほど
できてなかったでこれでOK。実際その仕様で同じ下り走ったらもう別モン。
ちなみにエア圧は前後0.95barです。1度リアをリム打ちしたけどハックノリスの
おかげでパンクせずに走りきれました。ちょっとしたサドル位置の変化でまあ乗り
やすくなりました。基本SHAN27もGTもリアセンターが427mmあるんでリア
乗りの乗り物です。ただ、SHAN27に比べるさらに下がったBBのおかげで安定
はすれど左右の振りに対するレスポンスが鈍くなったようでそのあたりをサドルを
よりベタベタに下げ、乗り手の重心をを意識的に気持ち下げることで乗りやすく
なるようです。 だもんでドロッパーはできるだけ長いストロークのものがいいかと
思います。股下と相談して150~170mmのドロッパーいけるんならぜひそっちに! 
160mmのドロッパー、待ってるんだぜぇ。まあ、それをつけてひとまずなんだけど
個人的には29X2.6”を試したくなりました。ええ、やるしかないでしょ?

追記:SHAN GTに合うフォークはやはり29er用ないし29er BOOST仕様の
ストローク160mm、つまり肩下571mmがベストのようです。27.5用の
36FLOAT160からDVOのDIAMOND29の150mmにチェンジしたところ
かなりバランスがよくなり、そこから160mmまでストロークを伸ばし今に
至ります。フロントフォークの肩下が伸びた分、BBハイトも305mmになり
ほどよい高さに。ただし、ヘッドの位置がもちろん高くなりますからハンドルは
RFのNEXT35 10mmライズのまま、ステムをRENTHAL APEX35ステム50mm
の逆つけ-6°にして帳尻を合わせました。 フォークの肩下が短かった分、前
よりの荷重配分になり下りで曲げるために極端な後ろ乗りが必要になったわけ
ですが、フォークを本来の29er用160mmにしたことで前後バランスが取れ
ステム長も35mm→50mmにすることができました。またBBハイトが上がった
ことで曲げるきっかけを作りやすくなり、やっとPPらしいハンドリングになり
ました。


FOX 36FLOAT160 27.5 肩下555mm


DVO DIAMOND160 29 肩下571mm

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