2019-02-18

IT’s EVIL BIKES OFFERING

EVIL BIKESの新作「OFFERING」です。リアストローク140mm、29/27.5+兼用、フロントフォークは140~160mm推奨。今回組んだ仕様はFOX36 160mmの51mmオフセット、ホイールはINDUSTRY9のENDURO S 29erになります。今回フレーム及びホイール以外はオーナー様の持ち込まれたパーツを使用しました。フレーム単体の重量は3.45kgと初代INSURGENTに比べるとだいぶ軽くなった印象です。


ケーブル類は一部熱収縮チューブを使ってまとめました。場所によってはアウターケーブル外側に
シリコンチューブをいつものごとく使ってます。
リアユニットはROCKSHOX SUPERDELUX RCT。コンプレッションのOPEN/CLOSEDをレバーで、OPEN時のローコンプの調整をダイヤル(スレッショルド)でするようになっています。ストックだとエアボリュームスペーサーは無しの状態でしたが、体重や乗り方によっては必要になりそうです。また刻印された指定トルク通りだとリンク周り、ユニット固定ボルトが緩みガタつきやすくちょいオーバートルクで締めた方がよさげのようです。
 
 
クランクはRACEFACE NEXT RにDMリングの32Tを。カセットはe.13のTRS+の9-46TですがEAGLE系かロー50T仕様の方がフレームとの相性はよさそうです。トップギア時にチェーンがチェーンステイに乗る状態になるので、チェーンリングは32T以上、カセットは10or11T~50Tのを選ぶのがよさげです。今回ENDURO Sのフリーはストックの60ノッチから120ノッチにアップデートしました。
組み上がった状態だと分かりにくいかもしれませんが、走行時の跳ね石等からの防護を目的にストックのチェーンステイプロテクター以外に想定できる箇所(ダウンチューブ下含む)をラバーテープや傷防止のクリアテープ等を追加しています。特にリアスイングアームとフレームとの間に石が噛みこまないようにした処理はうまくできたと思うんですが、まあ見えないw



昨日シェイクダウンにお付き合いしたのですが、登りが楽、下りが楽しい、正直実際山で走るまでは半信半疑だったけど今の29erフルサス乗りやすくて最高です、とのコメントでした。
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